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これじゃあ、お先真っ暗だ。11日に開港した「茨城空港」のことである。定期便はアシアナ航空の茨城―ソウルの1日1往復と、スカイマークの茨城 ―神戸の1日1往復だけ。すでに空港ターミナルビルは年間約2000万円の赤字を見込んでいるというから全くバカげている。そんな赤字タレ流し空港の建設 計画を推進してきたのが、茨城県の橋本昌知事(64)だ。
「茨城空港は県営でなく国営です」。会見で新空港の将来計画などを問われ、こう答えた橋本知事。まるでダメ空港の責任は「国にある」と言わんばかりだった。
「責 任逃れも甚だしい。茨城空港は航空自衛隊百里基地の軍民共用化が背景にあるとはいえ、県が地域活性化策として国に要望を繰り返してきた事業。橋本知事は 『就航対策は県が責任を持つ』とまで言ってきたのです。空港は関連事業の総額が500億円近い大プロジェクト。国だろうが県だろうが税金を使うことに変わ りはありません。当初見込みの4分の1に下方修正された年間需要予測も、以前から何度も指摘されてきたのに無視し続けてきたのは橋本知事です」(経済 ジャーナリスト)
橋本知事は東大法学部を卒業し、旧自治省に入省。公営企業第1課長を最後に退官すると、93年に自民党などの推薦を得て知事に初当選。現在5期目だ。
「16 年余り知事の座にいるから、県職員も議員も何も言えない。『茨城の金正日』とささやかれています。全国に名称募集して決まった茨城空港についても、突然、 『トウキョウメトロポリタンうんぬんがいい』なんて発言して騒動になった。つくばエクスプレス(TX)沿線の宅地開発や、1000億円近くの県庁舎などハ コモノにカネをかけたため、県は借金だらけ。TX沿線の土地処分も計画通りに進まず、1000億円以上の県費負担が予想されています。ヘタをすれば将来、 夕張市のような財政再建団体入りの可能性も出てきます」(地元県議)
こんな男がなぜ5選できるのか、サッパリ分からない。
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